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関節痛の仕組み

関節の痛みの原因について

40歳以上の人や高齢者の方々の膝の痛みの原因で、もっとも多いのは「変形性膝関節症」といわれるものです。40歳以上の人の5人に1人は、この変形性膝関節症になるとされているほどです。変形性膝関節症の痛みは、たいてい膝の内側に集中します。
特に女性は男性の倍以上多いとみなされています。ひざに水がたまるという症状を示す人もいます。長年使っているうちに膝の組織が老化して、膝関節のズレ、ひずみや変形が生じ、やっかいな痛みを起こすのです。

また、腰の筋肉が硬くなると、骨盤の両側にある腸骨が開き神経や筋肉が引っぱられ、膝の関節にズレや歪みなどの異常が起こります。
膝の骨と骨との間にあって、クッションの役目をしている軟骨部分もズレたり変形したりして、動かすたびに痛みが走ることにもなります。こうして、立ったり座ったりするとき痛い、階段の昇り降りが痛くてつらい大変、正座が苦しいなどの症状が出てくるのです。

このほか、骨折や打撲などの外傷性のもの、リウマチ、神経痛、運動痛などが考えられます。

関節痛の炎症の種類と原因

◆化膿性関節炎
黄色ブドウ球菌、連鎖球菌、肺炎球菌など細菌によって、関節内が化膿する病気です。からだのどこかで感染症を起こした細菌が、血流にのって関節内に流れ込むことで発病します。近くの骨の骨随炎の菌が原因となることもあります。
また、関節の中まで達するような深い傷を受けた場合も要注意です。

◆結核性関節炎
肺結核になると、その原因となっている結核菌が血流にのって関節に流れ込み、結核性関節炎を引き起こすことがあります。関節が腫れて痛みますが、化膿性関節炎ほどではなく患部の熱感もあまりないのが特徴です。
細菌は結核菌にかかる人が少なくなったため、結核性関節炎の患者も少なくなってきましたが、高齢者にはときおりみられますし、糖尿病を合併している場合は治りにくいので気をつけてください。

◆慢性関節リウマチ
全身の関節に炎症がおこります。
原因については遺伝も関係していて、ウイルス感染などが契機となって起こる免疫異常という説が有力です。発病率は人口の約0.3%で、女性が男性の3~4倍です。20~40代の女性に多くみられる病気です。

◆変形性関節症
膝関節や股関節などの体重を支えている関節に痛みが出ることが多く、悪化すると動かす事ができなくなったりします。老化、肥満、激しい運動や、あるいは化膿性関節炎など、ほかの関節疾患の後に起こる関節軟骨の変形が原因です。
炎症性ではありませんから、厳密に言えば関節炎ではありませんが、関節に痛みが出る点では同じといえるので記載いたしました。

 
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